今日の出来事

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4年1組 道徳科授業研究会

 運動会が終わって間もない5月20日(木),4年1組で道徳科の授業研究会が行われました。授業を行ったのは,4年1組担任の小野田陽子先生です。授業研究会とは,先生方が互いの授業を見合って,意見を出し合い,より良い授業の進め方を明らかにしていこうとするものです。

 この時間は「お母さんのせいきゅう書」という教材で授業を行いました。保護者の皆さんも小学生時代に読んだ覚えがあるかもしれません。

 主人公は,日頃のお手伝いやお使いの見返りにと,お母さんに請求書を出します。その行為に4年1組のみんなは共感的です。(お手伝いをしたらごほうびがあってもいいかなという感じ)お母さんは主人公にお金を払います。すると今度はお母さんから主人公へ請求書が届きました。いくらと書かれているかみんなで予想すると「500円」「1000円」などといった声。するとどうでしょう。請求書には0円と書かれているではありませんか。子ども達からは「ええ!」と驚きの声。母親の無償の愛を感じ取った主人公は,目に涙を浮かべます。

 授業前のアンケートで「大切なものは何か」と尋ねられ,ゲームや遊びと答えていた4年1組の子ども達。授業の後に改めて尋ねると「大切なもの」の1位は家族になりました。心が突き動かされた瞬間でした。

 この授業の後「家族のために自分にできることはしたい」という思いをもった4年1組の子ども達。ご家庭でがんばる姿が見られたら「ありがとう」とひと声かけてあげてください。よろしくお願いします。