5学年自然体験学習
9月3日(金),小雨降る中でしたが,国立那須甲子青少年自然の家で自然体験学習を行いました。例年であれば,宿泊学習を行うところですが,コロナ禍の中,やむを得ず日帰りの体験活動のみとなりました。
8:00,定刻に学校を出発し,一路自然の家へ。車中では間隔をとりマスク着用,乗降の際は手指消毒と感染対策を徹底して現地到着。入所式を済ませ,いよいよ活動開始です。
まずは焼き板づくり。杉板を焚火の中に放り込み真っ黒になるまで焼きます。丸焦げの食パンみたいになったらたわしでこすってすすを落とし,その後布でぴかぴかになるまで磨き上げます。黒光りする見事な焼き板が出来上がりました。と,ここまで口で言うのは簡単ですが,実際はなかなかの重労働でした。
次はメインイベントの焼きそばづくり。火起こし隊はすぐに準備OKでしたが,なかなか焼き始めることができません。実は野菜を切るのにそうとう悪戦苦闘していました。プラスチック製の包丁で,決して切れ味がよいとは言えず,それでも弱音を口にすることなく,最後まで頑張ったのがえらいところ。いよいよやきそば調理に入りますが,材料の量に対して鉄板が小さすぎて,容易に炒めることができません。かわるがわる協力して炒めますが,残念なことに鉄板の周りには少なからずの野菜が….
いよいよ「いただきます」の時間。食べてみると,あちらこちらから「うまい!」の声が聞こえてきます。(おしゃべりは厳禁でしたが,ついつい口からもれてしまったのでしょう)ご相伴させてもらいましたが,これがお世辞なしになかなかの出来栄え。みんながんばったかいがありましたね。
片付けが済むと(実はこれが一番大変なのですが),次はなすかしの森オリエンテーリング。外は小雨模様だったので,自然の家の館内で行いました。実際に始めてみると,これがなかなかの難しさ。全部のチュエックポイントを見付けるのは相当に難しかったようです。
退所式を終えて,5年生は帰路につきました。車中ではすやすやと寝息を立てていた子が多かったようですです。相当なハードスケジュールでしたからね。ご苦労様でした。大変なのに,文句ひとつ言わず,笑顔で一生懸命頑張っていた5年生,さすがです。
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