休憩を終え、山頂めざしてアタック開始です。岩場が多くなり、周りの様子も変わり足下の悪さに悪戦苦闘の子ども達でした。
いよいよ釜口に着き山頂の祠を目標に最後のがんばりを見せる子ども達、もう少しです。
山頂について記念写真、満足そうな子ども達です。
登頂の喜びもつかの間、登った山は当然、・・・降ります。再び弱気になる子も多くいました。
何だかんだと文句を言いながら、なんとか峰の茶屋まで戻り、昼食になりました。
この20分後、天候の急転を予想し、下山を始めました。予想通り、山頂も雲で見えなくなり、雷鳴も鳴り響き始めました。
登山口の駐車場に着く頃には、黒い雨雲が空を覆いあんなにきれいに見えていた茶臼岳が見えなくなっていました。
バスに乗り込み、出発すると大きな雨粒が落ちてきました。山の天気の変化に驚く子ども達でした。
5年宿泊学習の最初のプログラム「茶臼岳登山」のため、ロープウェー駐車場(登山口)にバスが着くと朝の曇天が嘘のような青空が広がっていました。
案内人の人見さんから登山の注意や茶臼岳の特徴などをお聞きして、意気揚々と茶臼岳登頂をめざし出発していきました。
途中、高山植物や那須山(茶臼岳)の特徴などを説明していただきました。リンドウやトリカブトなど紫色の花が多いことや地底20kmのマグマが冷え固まり地表に現れ赤褐色の地面になっていることなど、現地で直接お話を聞くことができ、驚きと感動を覚えているようでした。
日頃経験したことのない登山に弱音を吐き出す子も増えてきた頃、山の定番「やまびこ」を体験しました。
普段、大きな声を出したり、やまびこを経験したりしたことがない子ども達にとって、一つ一つが感動でした。
登山を開始して、約1時間無事に「峰の茶屋」に到着し、しばしの休憩です。本当にいい天気で、見晴らしも最高でした。
8月30日(木)5年生の宿泊学習が行われました。
若干の曇天の中、校舎前で出発式を行い、校長先生から「一人一人、そして学年としての成長を願っている」とのお話をいただきました。教室から在校生に見送られ、バスに乗り込んで出発しました。
バスが出る頃になると、太陽も顔をのぞかせていました。
2学期最初のふれあいタイムは、雨模様のため「縦割り班活動」になりました。
紙風船や卓球、お手玉やドッジビーなどで楽しく過ごしました。
子ども達にとっては、恵みの雨だったようです。