学校行事や日々の出来事についてお知らせします。
税に関する絵はがきコンクール
昨年12月から今年の1月にかけて,本校の6年生が「税に関する絵はがきコンクール」に挑戦しました。
西白河地区22校から823名が応募したそうです。その中で,6年1組の矢田部遥空さんが見事銅賞を受賞しました。
3月2日(水),白河法人会のみなさんが来校し,賞状と副賞を授与してくださいました。
作品は次の通りです。
絵とメッセージの関係が大変分かりやすい作品になっています。小さなはがきの中に思いを詰め込むのはきっと大変だったことでしょうね。
将来は立派な納税者になることでしょう。大変よくがんばりました。
創立記念集会
令和4年2月18日(金),今年度の「創立記念集会」が行われました。歴史を紐解くと,創立記念日は9月8日なのですが,創立記念集会を2月に行っている理由は不明で,現在調査中です。
まずは鼓笛移杖式。5・6年生による「ドラムマーチ」「校歌」の演奏の後,来年度の指揮者へ指揮杖が手渡されました。
続いてはがんばり発表会。
はじめの言葉は,何と英語でスピーチ。
次は習字が得意な5人が,実際にその場で作品を書いて披露しました。
教育目標と創立記念を掛け合わせ「真・善・美,誕生日,147年」と書き上げました。
次にバスケットボールスポーツ少年団のみんなが,いろいろなプレイを披露してくれました。
次いでバレーボールスポーツ少年団のみんながレシーブやトスを実演しました。
さらにソフトボールスポーツ少年団のみんながキャッチボールやトスを披露。
最後はピアノが得意な3人が,3人で交替しながら流れるように演奏しました。
締めの終わりの言葉も英語でスピーチ。
みんなしっかり準備して,大変立派にできました。本当にごくろうさまでした。
なわとび記録会スタート!
2月15日(火)から,令和3年度のなわとび記録会が始まりました。この日実施したのは1,2,5年生です。
各学年の個人種目は次の通り。
学年 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 |
種目 | 前跳び | 後ろ跳び | 後ろあや跳び | 前あや跳び | 二重跳び | 二重跳び |
最高記録 | 205回 | 267回 | 153回 | 110回 | 89回 | 97回 |
また,例年団体種目として大なわの8の字跳びをしていましたが,コロナ禍のため今年度は中止としました。参考までに最高記録は以下の通り。
学年 | 低学年 | 中学年 | 高学年 |
最高記録 | 453回 | 563回 | 707回 |
結果はまた後日お知らせします。どうぞお楽しみに。
~5年生の記録会の様子~
泉崎村子ども議会
1月26日(水),泉崎村役場議場で令和3年度泉崎村子ども議会が行われました。村長さんや村議会議長さん,教育長さん出席のもと,一小・二小から子ども議員10名が参加して,13:30から議会のスタートしました。
前半(一小の質問の時間帯)の議長は,本校6年1組の伊藤妃由さんが務めました。
普段一緒に生活しているお友達や,質問に答弁してくださる各課の課長さん方を,みんな「くん」付けで呼ぶことに,とても抵抗があったとのことでした。
トップバッターは6年1組の藤田こころさん。「ゴミのない泉崎村にするために」というテーマで質問しました。
続いて質問したのは,6年1組の室彩名さん。「通学路に街灯が少ない」というテーマで質問しました。あまり緊張しなかったとのことです。さすが!
3番目は6年2組の鈴木愛彩さん。「体育館に網戸を付けてほしい」というテーマで質問しました。
最後は6年1組の樋浦奏汰さん。「村のことをもっと他の人に知ってもらうにはどうすればいいか」といテーマで質問しました。
みんな,練習の甲斐もあって,大変立派に質問することができました。
学校に残ったみんなは,その様子をZoomで視聴。一人一人の質問に対する自分の見方や考えを熱心にメモすることができました。
議場では最後に記念撮影。きっと,みんな「未来の泉崎村をよりよくしたい」という思いをふくらませることができたことでしょう。ごくろうさまでした。
リーディングスキルテスト
1月13日(木),6年生がリーディングスキルテストを受検しました。
この,聞き慣れないリーディングスキルテストとは,簡単に言うと読解力を測るテストです。
読解力というと,国語の学習を思い浮かべる方も多いでしょうがちょっと違います。
写真をご覧いただくと,何やらタブレットで遊んでいるようにしか見えないかもしれませんが,実はこれ,超難解な問題なのです。例えばこんな問題です。
以下の文を読みなさい。 「AIを含む情報処理技術の進歩により,記憶や検索についてはすでにコンピュータが人間を凌駕している。」 上記の文が表す内容と以下の文が表す内容は同じか。「同じです」「異なる」のうちから答えなさい。 「コンピュータの情報処理能力は,AIの誕生により飛躍的に向上し,既に人間を大きく超えるようになった。」 |
6つのカテゴリーに分けられたこのようなややこしい問題が,約40分間,延々と続きます。ちなみにこの問題は教頭が自作した問題です。子ども達が受けた問題は,著作権があり,お見せすることはできませんが,大人の目から見ても相当に難しい問題が「これでもか!」というくらい出題されます。
最近では,一般企業が社員のスキルアップを目的に,このリーディングスキルテストを受検させているそうです。「大人になったのだから,もう勉強はしたくない。」と思ってしまいますが,今の世の中,死ぬまで勉強しなければならないのかもしれません。
ちなみにこの問題の答えは「異なる」です。上の文では,「記憶や検索」という分野でコンピュータが人間を凌駕していると言っていますが,下の文にあるように,すべての情報処理能力で人間を超えたとは言っていないからです。
実は先日,宅配業者に荷物の集荷をお願いしようと電話を掛けたら,対応してくれたのは,驚いたことにAIでした。今,私たちの生活の様々な場面にAIが入り込んできています。このリーディングスキルテストの開発者である新井紀子氏は「日本でも,近い将来,働く人々の約半数が,少なくとも今の仕事を失ってしまう危機に晒される」と言っています。産業ロボットの進歩により,工場から人が姿を消すことにとどまらず,銀行の融資担当もAIが取って代わることになるそうです。銀行から人が姿を消す日もそう遠くはないのかもしれません。今目の前にいる子ども達の未来はいったいどうなってしまうのでしょう。
そんな子ども達の未来を案じて我々が始めたのが,このリーディングスキルテストです。読解力の向上が,子ども達の未来にどう役立つのか,また別の機会にお伝えできればと思います。
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