学校行事や日々の出来事についてお知らせします。
交通教室
9月7日(火),交通教室が行われました。今回は1・2年生がビデオ鑑賞による安全な道路の歩行の仕方について,3~6年生が自転車の正しい乗り方について学習しました。3・4年生は校庭のコースを,5・6年生は実際に学校周辺の道路を走りました。
指導していただいたのは駐在所の根本さんです。まず自転車に乗る前の点検についてお話していただきました。簡単にできる点検は次の3つです。
・ ブレーキの利き具合(レバーを握って手ごたえが弱くなっていたら要注意)
・ タイヤの空気圧(指で押してへこむようなら空気入れが必要)
・サドルの高さの確認
また,ヘルメットのあごひもが緩んでいると,いざというときに頭を守れないので,しっかりしめることが大切とのことでした。
さらに根本さんは,子どもたちの自転車乗りの様子を見て,こんな注意をなさっていました。横断歩道を横断する際,一時停止して左右確認しますが,多くの子が自転車を止めずに,前に進みながら左右確認している場合が多いとのこと。見ていると,確かにふらふらっと道路に飛び出しているような印象を受けます。しっかり停車して,左右を確認する習慣を付けたいものですね。
これを機会に,正しい自転車乗りを心がけることができるようになれば何よりです。命にかかわる大事なことなので,ご家庭でも重ねてご指導いただければ幸いです。よろしくお願いします。
5学年自然体験学習
9月3日(金),小雨降る中でしたが,国立那須甲子青少年自然の家で自然体験学習を行いました。例年であれば,宿泊学習を行うところですが,コロナ禍の中,やむを得ず日帰りの体験活動のみとなりました。
8:00,定刻に学校を出発し,一路自然の家へ。車中では間隔をとりマスク着用,乗降の際は手指消毒と感染対策を徹底して現地到着。入所式を済ませ,いよいよ活動開始です。
まずは焼き板づくり。杉板を焚火の中に放り込み真っ黒になるまで焼きます。丸焦げの食パンみたいになったらたわしでこすってすすを落とし,その後布でぴかぴかになるまで磨き上げます。黒光りする見事な焼き板が出来上がりました。と,ここまで口で言うのは簡単ですが,実際はなかなかの重労働でした。
次はメインイベントの焼きそばづくり。火起こし隊はすぐに準備OKでしたが,なかなか焼き始めることができません。実は野菜を切るのにそうとう悪戦苦闘していました。プラスチック製の包丁で,決して切れ味がよいとは言えず,それでも弱音を口にすることなく,最後まで頑張ったのがえらいところ。いよいよやきそば調理に入りますが,材料の量に対して鉄板が小さすぎて,容易に炒めることができません。かわるがわる協力して炒めますが,残念なことに鉄板の周りには少なからずの野菜が….
いよいよ「いただきます」の時間。食べてみると,あちらこちらから「うまい!」の声が聞こえてきます。(おしゃべりは厳禁でしたが,ついつい口からもれてしまったのでしょう)ご相伴させてもらいましたが,これがお世辞なしになかなかの出来栄え。みんながんばったかいがありましたね。
片付けが済むと(実はこれが一番大変なのですが),次はなすかしの森オリエンテーリング。外は小雨模様だったので,自然の家の館内で行いました。実際に始めてみると,これがなかなかの難しさ。全部のチュエックポイントを見付けるのは相当に難しかったようです。
退所式を終えて,5年生は帰路につきました。車中ではすやすやと寝息を立てていた子が多かったようですです。相当なハードスケジュールでしたからね。ご苦労様でした。大変なのに,文句ひとつ言わず,笑顔で一生懸命頑張っていた5年生,さすがです。
第2学期始業式
30日間の夏休みが終わり,8月20日から第2学期がスタートしました。
相変わらずのコロナ禍のため,始業式は全校生を一堂に会することなく,リモートで行いました。校長先生からは,夏休み中に行われたオリンピックの選手たちのエピソードを交えながら,「努力」と「感謝」についてのお話をいただきました。
続いて2学期から泉崎一小に転入することとなった3年生・4年生の児童各1名(合計2名,姉妹です)が紹介されました。早く学校になじんで存分に力を発揮してほしいものです。
始業式の後,今年度の県七夕展の表彰が行われました。特選をとった児童を紹介します。
3年2組 中畑 莉乃 さん
4年1組 五十嵐健太郎さん
6年2組 鈴木 愛彩 さん
少年消防クラブ入団式
5月21日(金)少年消防クラブ入団式が行われました。入団したのは4年生。式に臨む4年生の態度があまりに立派すぎて,ご挨拶いただいた泉崎村教育長様が「40名の視線がぐっとこちらに集まって,見られているこちらがぞっとするくらい」と感じられたほどでした。
歓迎の言葉 4年生のみなさん,今日からみなさんも少年消防クラブの仲間です。私たち6年生も,一昨年,少年消防クラブに入団しました。 入団式の時,私が思ったのは,これからは,火はきちんと消そう。そして,家のお父さんやお母さんに火事にならないように呼びかけようということです。 火事はとっても恐ろしいです。家がなくなり,住むところもなくなってしまいます。 私たち少年消防クラブのメンバーは恐ろしい火事を起こさないように,お父さんお母さんにこれかも呼び掛かていきます。 皆さんも,泉崎村から火事を起こさないようにいろんな人に呼びかけていきましょう。 令和3年5月21日 泉崎第一小学校少年消防クラブ |
入団の言葉 ぼくたち4年生は,今日から少年消防クラブの仲間になりました。 火事はとてもこわいです。家がなくなり,時には命まで奪われてしまいます。 ぼくたちは決まりやちかいを守り,火事を起こさないように気をつけます。そして,家族に対しても火事にならないように,よびかけていきたいと思います。 4年 代表 |
ちかいの言葉 わたしたち泉崎第一小学校少年消防クラブ員は心身の鍛錬と防災いについて研修を深め,少年消防クラブ員として,他の模範となるように心がけるとともに,将来,正義感あふれる消防協力者になれるよう努力します。 6年 消防クラブ副委員長 |
4年1組 道徳科授業研究会
運動会が終わって間もない5月20日(木),4年1組で道徳科の授業研究会が行われました。授業を行ったのは,4年1組担任の小野田陽子先生です。授業研究会とは,先生方が互いの授業を見合って,意見を出し合い,より良い授業の進め方を明らかにしていこうとするものです。
この時間は「お母さんのせいきゅう書」という教材で授業を行いました。保護者の皆さんも小学生時代に読んだ覚えがあるかもしれません。
主人公は,日頃のお手伝いやお使いの見返りにと,お母さんに請求書を出します。その行為に4年1組のみんなは共感的です。(お手伝いをしたらごほうびがあってもいいかなという感じ)お母さんは主人公にお金を払います。すると今度はお母さんから主人公へ請求書が届きました。いくらと書かれているかみんなで予想すると「500円」「1000円」などといった声。するとどうでしょう。請求書には0円と書かれているではありませんか。子ども達からは「ええ!」と驚きの声。母親の無償の愛を感じ取った主人公は,目に涙を浮かべます。
授業前のアンケートで「大切なものは何か」と尋ねられ,ゲームや遊びと答えていた4年1組の子ども達。授業の後に改めて尋ねると「大切なもの」の1位は家族になりました。心が突き動かされた瞬間でした。
この授業の後「家族のために自分にできることはしたい」という思いをもった4年1組の子ども達。ご家庭でがんばる姿が見られたら「ありがとう」とひと声かけてあげてください。よろしくお願いします。
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